郷土料理【伊予さつま】
写真家「清水伸彦」さんの写真ともに器と料理をじっくり味わるコラム
「月ノ一器」(ツキノヒトツ)
今月は新潟県燕市の産業でもある「ステンレスカトラリー」をご紹介しております
そんなステンレスカトラリーを使って今回清水さんが
ご紹介するのは…

愛媛県の郷土料理「伊予さつま」
みなさん伊予さつまをご存知ですか?
私は清水さんのお写真で初めて知りました!
軽く炙った味噌に出汁と焼いた魚等を混ぜ、
温かいご飯の上にかけて食べる料理だそうです

最初お写真を見た時、とろろかな?と思ったのですが、
焼いたお魚が入っていたなんて、、、これは美味しそうです
この伊予さつまは
麦飯がよく食べられていた昔、漁師が舟の上でぱさぱさした麦飯を
おいしく食べられるように工夫した料理でした
« 美味しく味わうために工夫する »
日本の郷土料理からはそんな工夫や知恵を学ぶことができますね
今では、工程の手間からあまり家庭では作られることがなくなり、
郷土料理屋などで食べることができる料理になっているそう
味噌のしっかりした味付けとトロッとした喉越しが
食欲のなくなる夏にぜひとも食べたくなる料理
早速作ってみたい

それではまた次回、どんな使い方を魅せてくれるでしょうか
お楽しみに〜!
レシピはこちらで見られます
お玉はこちらからお求めいただけます(つまみオンラインストアに移動します)
穴あきお玉
お玉
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清水伸彦
NOBUHIKO SHIMIZU
葛飾区の江戸切子職人の家系に生まれ幼少期からモノ作りや器をに関心を持つ。
思春期に料理をする事の楽しさと奥深さを知ると同時に、 料理を彩る器の重要性を感じるようになる。
28歳でフリーフォトグラファーとして活動を開始。
現在では飲食店や飲料メーカーやあらゆる企業の商品撮影しつつ、 実家の清水硝子の江戸切子の撮影も担当。 SNSでは妻と共に作る日々の朝ごはんを発信。
19歳から浅草の人力俥夫としての活動も続けており、 「記憶に残る観光体験」をコンセプトに写真と人力車を組み合わせた観光サービスも提供している。